ときどきやる気ブログ

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叶えることと現実を見ること

お題「これって私だけ?」

やりたいと思ったことを一つずつ叶えていくことが大人になることだと思っていました。本当は、現実を見たときに、がっかりする気持ちをやり過ごせるような力をつけることも大切だったんだな、と思います。受け身を覚えることです。

夢と現実のギャップに困惑する

諦めるということが許せない極端な性格でしたから、「今できなくても、大人になったら...!」とよく考えていたのを思い出します。

どうにかして叶えるところまでは行くのですが、その後のことをほとんど考えておらず、叶えた後の現実を見て落ち込んだり、進め方を間違えて倒れてしまうことが多かったように思います。

rumbatan.hateblo.jp

”結婚”に対する憧れ

ドレス着て、本当のお姫様になる日、王子様のお城に住むんだと思っていました。(おとぎ話危ないよ。)でも日本だから、白無垢でうつむき加減で歩いて、その姿を見た周りの人たちから、「お嫁さん」と呼ばれるんだ、と思っていました。(どこでそんなイメージついたんだろう。)

両親の離婚を小学生で経験した私は、結婚そのものに対して嫌悪感を抱くようになっていました。「結婚なんて私には向かない」の一点張りで、自分は絶対結婚しないと周りに宣言していました。
母と同じになりたくない、結婚なんて辛いものでしかない、と憧れそのものを消してしまおうとしました。

しかし、その反動なのか、30歳を少し過ぎてあっさりと結婚。私の旦那は、もちろんどこかの国の王子様ではなかったですし、お城もありませんでした。

それでも、周りから祝ってもらい、式や披露宴を挙げられた私は、ドレスを着ることでお姫様気分を味わいました。和装写真の前撮りで、カメラマンの方に「お嫁さん」と呼ばれたときは、あぁ、これが子供のころ夢見てたことなんだ、叶ったんだ、と感じていました。

叶えることと現実を見ること

夢から醒めて現実に気づき始める

式と披露宴は一日でしたが、準備に注いだ気持ちはとてつもなく大きなものでした。
結婚する=結婚式という頭になっていたことに気づき、すべてが終わった現実になんとか対応しようとしていました

周囲からは「新婚で幸せ」「子供はまだか」「あとは子供だ」と、顔を合わせるたびに言われ、正直ウンザリしました。女性は結婚すれば幸せ・安泰という、一昔前の考えは時代錯誤もいいところです。単純に結婚すれば妊娠できるわけでもないし、出産し、育児もしたくてもできないこともあるだろう、と半ば憤りを感じていました。

新婚だから幸せなのか、子供を作らない夫婦は未熟なのか... こんなことばかりを考えるようになっていきました。

周りからのノイズを適当に流せば良かったのですが、その人たちが抱いている”新婚の幸せ”とは遠くかけ離れたところにいる自分、そのギャップを埋められない自分に対し、漠然とした怒りを感じる毎日でした。

当時、旦那は朝6時頃に家を出ていき、帰宅は夜中3~4時、という毎日でした。まさにブラック企業の労働時間。私は夕方から出勤し、夜中の0時頃帰宅、それから一人で朝の4時まで旦那の帰りを待つ日々が苦痛でした。

旦那は、疲労と眠気で帰ってこないという日もありましたから、食事を用意しても、捨てることもあり、なんでひとりなんだろう、結婚して良かったのかな、と何度も自問自答しました。

私を見て、新婚だから幸せだと思っている人たちに、そんな簡単なことじゃない、と言いたかった。

独身時代の自分に単にプラスα(”結婚”という要素が)ポンッと軽く加わるだけだと思っていた私。でも現実は、ポンッと加わるのではなく、ジワジワと、姓が変わったことを受け入れ、家事が増え、旦那の面倒を見ることに疲れ、結婚前と同じスタンスで働くことの両立が上手くできなくなっていきました。それでも全てを完璧にやろうとしたことで崩れていってしまったように思います。

心身が病んでしまう原因は、嫌なことや辛いことだけでなく、楽しいことによる変化でも起こるんだと今ではよくわかります。

結婚から4年経ち、過去にはできなかった、受け身を取る方法を今やっと学ぼうとしています

おまけ叶えることと現実を見ること

普通の女の子が、魔法を使えるようになる魔法少女アニメ(特にクリィミーマミ)が、ものすごく好きでした。
でも、私はどんどん成長していくのに魔法が一向に使えないことに気づき落胆したことを覚えています。現実ではどうしようもないことでしょうか。魔法ではないけれど、積み重ねた経験は、”魔法のようなもの”だと思いたいです。

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